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このコーナーではガーデニングに関する情報をお届けします。
5月にはいり花の盛んな時期になりました、同時に虫達も活発に活動を始め、病気にもかかりやすくなってきます。これらを防ぐためには予防と早期発見が大切ですが今回はかかってしまった場合の『病害虫対策』のコツについてお話します。
農薬は大きく別けると害虫を駆除する『殺虫剤』と病気に効く『殺菌剤』とあります。害虫に対して『殺菌剤』を撒いても全く効果はありませんし逆の場合も同じ事が言えます。また、ほとんどの殺虫剤がハダニに対しては効き目がなく殺菌剤でも違う病気に効くとも限りません。無駄なく効果的な薬を使うには病状の正しい判定が何より大切です。
病 名
発生時期
病状と特徴
対 策
うどんこ病
4〜10月
茎葉や花首が小麦粉をまぶしたように白いカビで覆われる
初期のうちにトップジンM、水和硫黄液などを散布する
灰色かび病
4〜5月
茎葉や花弁にしみができ、やがて全体にひろがって腐れる
病気にかかった植物は処分しベンレート、トップジンMなどを散布する
すす病
一年中
アブラムシなどの排泄液に繁殖する病気で葉が真っ黒になる
病気にかかった葉は焼却処分し蕾にベンレートやトップジンMを散布する
さび病
4〜10月
葉に白、黄褐色、黒褐色のイボ状の病斑ができる
発生初期のうちにプラントバック、サプロールなどを散布する
白絹病
4〜10月
根元が白いカビに覆われ、やがて幹部が腐って枯れてしまう
直に病気の株を周囲の土ごと抜き取り、ペンタゲンを土壌に混ぜる
害虫名
発生時期
病状と特徴
対 策
アブラムシ
4〜10月
若い茎葉などにつく吸汁性害虫で最も多くみられる
スミチオン、オルトランなど多くの殺虫剤で駆除できる
カイガラムシ
一年中
貝殻のような形をしている物が多く枝について吸汁する
必ず幼虫期のうちにスミチオン、カルホス、スプラサイドなどを散布する
コナジラミ
一年中
若い葉裏に群生し、ひどくなると葉が縮れる
発生時期にスプラサイドを散布をする
ハダニ類
4〜10月
体長1ミリ以下の吸汁害虫で被害にあった葉はカサカサした感じになる
葉裏に葉水をかけて予防をする、ついた場合はケルセンなどの殺ダニ剤を散布する
イモムシ・ケムシ類
4〜10月
ガやチョウの幼虫で葉や花を食害する
捕殺するか幼令虫ならばスミチオン、オルトランを週に1回散布する
ナメクジ・カタツムリ
3〜11月
夜行性で粘液を出す、若葉や新芽、花弁、蕾を食害する
捕殺するか誘引剤やビールを入れた小皿を置いて誘殺する
〇散布するときは風のない薄曇の朝か夕方を選びます
〇薬剤は正確に量って正しい濃度の薬剤を作るようにします
○散布時にはできるだけ皮膚の露出を抑えます
○散布は風上に立ち、散布が葉裏にまでかかるように丁寧におこないます
○小さなスプレー剤でも室内での使用は危険なので戸外に出して散布します
○広い範囲に行う場合はご近所の方へ伝えておくのもマナーです
★ベランダなどの狭いスペースでは、一度害虫が発生すると瞬く間に広がってしまいます。コンテナ1つだけを薬剤散布する時は、大きなビニール袋などに鉢を入れてその中で散布すれば周囲に飛び散るのを防ぎます。ただしエアゾール剤は植物から30cm以上離して噴霧しないと植物に冷害が出る事があります。
ハーブや野菜など口にするものはできるだけ自然のままで育てたいものです。農薬ではなく自然の物からできている防虫剤でできるだけ被害を少なくします。
○木酢液・竹酢液
・・・炭ができるときの副産物で、葉に散布することで害虫を寄せ付けず、さらに土壌の微生物を育てるので改良剤としての役割も果たします。
○牛乳
・・・水で薄めアブラムシに散布します、水分が乾燥し牛乳の膜でアブラムシが窒息死します
○にんにく、とうがらし
・・・木酢液や竹酢液ににんにくやとうがらしを漬け3ヵ月ほどねかしたものを散布します
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